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ごあいさつ

株式会社 ハシモトコーポレーション
代表取締役 橋本 欽至

過去の産業革命から高度経済成長をへて、時代は今アナログからデジタル社会へと成熟、変容する中で、わたしたちの生活は快適で便利になったものの、形の見えない仕組みや手触りを感じることのない情報が混乱と不安を与えるようになっています。また加速度的に進化するコンピューターの技術革新のスピードは人間の時間感覚を失わせ、人間の持つ本来の心が忘れ去られていることに気づかされます。

弊社はこうした観点からデジタル技術の恩恵をもっと人間的な潤いのあるものに役立てるべく、創業40年で培った印刷技術を基盤に超高精細デジタルスキャナーによるジークレー版画を新しい文化空間の創造への夢の架け橋にしようと考えております。そこで特に力を注いでいるのが有形文化財の保護と活用です。歴史的にも貴重な優れた作品をその特質ゆえの経年劣化や破損などから守るとともに、教育や研究などを目的とした自由な一般公開を広く可能にしようというものです。従来から文化財はオリジナルを美術館や博物館などが保存と公開という相反する命題を抱えながら管理をしてきました。公開すればするほどオリジナルが劣化していくのが宿命でした。オリジナルは後世のため大切に保管庫で収蔵し、精巧なレプリカを広く自由に公開することがリスクや経済的負担も最小で済み、鑑賞も学校や家庭など、一般のレベルまで普及することができるでしょう。幼少時からピカソや大観などの名画に正確な色とサイズで親しむことで、書物や映像から受けるのとは異なった感性を育てるはずです。大切なのは歴史的な文化財や美術、芸術品の重みを誰でも気軽に学べる環境、風土こそが新しい文化空間創造の鍵となると考えます。

弊社の国内初導入の独製超高精細デジタルスキャナーは欧米先進の美術館や博物館でも採用されている最先端機器で、オリジナルの精巧な表現力と紫外線の影響を受けない安全性が推奨されているものです。実物と見分けの付かないほど心まで浸透するデータファイルは研究にも用いられデジタルアーカイブの領域に幅広く活用されています。

“文明が文化を創る”はこれからのより成熟した社会の求める姿として“技が心を創る”と考えております。新しい文化創造には膨大なエネルギーを必要としますが、社会に役立つ文化は多くの人たちの心が支え、創り上げるものだと信じてやみません。

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